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よくある質問

kizunaは基盤技術にHolochain(ホロチェーン)という分散型アプリケーションを構築するためのフレームワークを採用しています。
既存のAWSのようなセンターサーバーにデータベースを創成した中央集権型(クライアント・サーバー)はミラーサバーなどにバックアップを保持しセキュリティを強化することはできますが、一極集中のデータベース方式であることは変わらず、WAF(ファイヤーウォール)を突破されてしまうと暗号化されていない平文の情報に手が届いてしまいます。

一方、KizunaはHoloportと言われる一般家庭に設置できる小規模なサーバー分散型ネットワーク機器(ノード)に情報が暗号化され、断片的に分散されています。それにより、ハッカーが世界中に点在しているHoloportにハッキングをすることは物理的に不可能と言われています。
仮にHoloport数機をハッキングしたとしても連続性のある情報を再現する事やハッシュ値により暗号化された情報を解読することは非常に時間とコストを要することになり、ハッカーにとっては攻撃することは現実的ではありません。

Kizunaでは、チャットが開始される度に第三者には物理的に盗聴が不可能なネットワークであるDHTが作られ、チャットは個別に他から隔離されたネットワーク上に展開されます。
グループ解散後は履歴も残さず、すべて消えてしまいます。

Kizunaはメッセージングアプリなので高品質な通話やビデオ通話はもちろん可能です。特徴として音声や動画はセンターサーバー(SkypeのAzure等のクラウドサーバー)を介すことなく相手に届くため、通話傍受は不可能です。すごく安心ですね。

Kizunaが稼働するHolochainアーキテクチャでは、全世界に点在させているHoloportというデバイスがサーバの役目をします。
このHoloportはVPN(インターネット上に仮想の専用線を設定し、特定の人のみが利用できる専用ネットワーク)技術で稼働しています。
VPNはVirtual Private Networkの略で、直訳すると「仮想専用線」で、ちょうどデータの送信者と受信者の間に仮想のトンネルを通して発信元を隠して、第三者には見つからず、傍受されず、通信を行う技術です。
Kizunaはその技術上に構築されているので発信元を隠すことが可能です。

安全ですね。

Kizunaはもちろん無料アプリです。広告も出ません。トーク情報、GPS情報、URL検索情報を吸い上げたりしません。利用者の情報をビックデータなどにして商用化も致しません。一般社団法人日本ホロチェーン協会は非営利活動の一環としてメッセージングアプリKizunaを開発しています。非営利団体なので株主や投資家の利益追求の圧力もありません。使命があるとすれば利用者からの要望実現だけでしょう。

Kizunaはメッセージングアプリとして楽しい仲間、家族や同僚との会話、コミュニケーションに必要な機能を搭載します。

皆さんが必要と思うモノを、必要と思う形で提供するため、頑張っています。

スポンサーシップやパートナーシップに関してのお問い合わせはこちらから:hello@hcij.org

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